全般性不安障害
全般性不安障害について
仕事や日常生活に対して過剰な不安が続きます。不安は特定のものに限らず「全般」にわたり、強い不安発作などもありません。上記の社交不安障害・パニック障害などの不安障害を除外した「その他の不安障害」とされています。そのため雑多な病態が入り込みます。
全般性不安障害の症状
1.心配(将来の心配、いらいら感、集中困難など)
2.運動性緊張(そわそわして落ち着かない、筋緊張性頭痛、振るえ、くつろげないなど)
3.自律神経性過活動(頭のふらつき、発汗、頻脈、呼吸促迫、心南部不安感、ロ渇など)
があり、ふつうは数週間から数ヵ月間毎日存在します。
全般性不安障害の原因
遺伝素質、神経質な人格などが関係しているとされます。また慢性の環境的ストレスに関連している場合が多く、慢性化してしまいます。
全般性不安障害の治療方法
他の不安障害と同じ薬物療法・精神療法が用いられます。