にしこころの診療所 下大利本院 Blog
桜散る 答え合わせ

西です

 

以前・・・近隣の桜が変散り方してる・・

て話をしました⇒http://n-kokoro.com/2016/04/02/?cat=3

 

ここで答えあわせです

 

知ってる人は知ってますね~

犯人はすずめ・・・だそうです

昔はなかった行為で・・メジロなどのマネをして花の密を吸ったことが始まりらしいです。

 

以下朝日新聞の記事です。

満開のサクラの根元を見ると、丸ごとポトリと落ちた花が、あちらこちらに散らばっている。花の付け根には食いちぎられたような跡がある。見上げると、「チュンチュン」とスズメがさえずりながら、枝から枝へと渡っていく。

 「かつては注意してやっと見つかる程度だった現象だが、この数年は、どこでも見られるようになった」と、日本野鳥の会大阪支部長の平軍二(ひら・ぐんじ)さん(72)は話す。

 スズメがサクラの蜜を吸う行動は、1980年代半ばに東京の写真家が気づき、野鳥愛好家の間で話題になった。その後、全国各地から報告が相次ぎ、戦前から見られる行動だということが分かった。ただ、発見例は少なく、時々観察される程度だった。

 サクラには、メジロやヒヨドリなども集まり、花の中にくちばしを深く入れて蜜を吸う。しかし、くちばしが太く短いスズメは同じように吸えないため、がく側から吸い取ろうと、花ごと食いちぎる。

 なぜ、こうした行動が今、増えているのか。

 スズメのえさは、雑草の種子や虫などだが、冬を越えたこの季節は種子もあまり残っていない。虫もやっと出始めた時期で、食べられるものが少ない。

 都市鳥研究会代表で、スズメの生態に詳しい唐沢孝一さん(66)は「各地で空き地が減って、この時期のえさがさらに減り、サクラの蜜を吸う行動が徐々に広がってきていた。野鳥などに時々見られることだが、こうした知恵のあるスズメが増えて、食べ方が伝わった結果、ここ数年で急激に広がったのではないか」と話している。

 

 

OSK201004120007

 

 

2016年04月10日