にしこころの診療所 下大利本院 Blog
ハマっているもの【小説編】

皆さんこんにちは、受付 光延です。

 

九州の梅雨入りが発表されましたね。

こんな時はお家でゆっくり本でも読むに限ります!!

 

そこで、今回は自分のハマっている作家さんのお勧め小説をご紹介したいと思います!!

 

○有川 浩 先生

恋愛小説と言えば有川先生!!

有名な作品としては「図書館戦争」「植物図鑑」「県庁おもてなし課」ですね。

実写にもなりました。

でも自分が一番オススメするのは「塩の街」。

塩で世界が埋め尽くされていく【害塩】という災害に見舞われた地球で暮らす二人の男女のお話です。

二人の前に現れる色んな人たちとの出会いと別れ。

そしてこの小説のあおりにもある「世界とか救ってみたくない?」に惹かれてしまいました…( *´艸`)

有川先生のデビュー作で原点であるこの小説は、ハードカバー、文庫で発売されています。

 

○神永 学 先生

探偵小説と言えば神永先生!!

有名な作品としては「心霊探偵 八雲」「怪盗探偵 山猫」「天命探偵 真田省吾」ですね。

一番好きな作品は「イノセントブルー」と「心霊探偵 八雲」なんですが、

今回ご紹介したいのは「心霊探偵 八雲」。

この世のものではないものが見える赤い左目を持つ主人公の八雲が、

同じ大学に通うヒロインの晴香や、知人の刑事の後藤さんに

厄介な事件の解決を依頼され、霊を成仏させていくお話です。

その名の通り、幽霊がメインになるので最初は結構怖いと思いながら読んでいましたが、

ストーリーが進むにつれ、成仏出来ない霊の心情や主人公たちの過去、

そしてそれぞれの持つ運命が明らかになり、一巻読み終わる毎に泣いてしまいます…(´;ω;`)

神永先生のデビュー作(現在廃盤)の「赤い隻眼」の改題になるこの小説は、

ハードカバー、文庫、コミック、アニメ、ドラマ、舞台になっています。

 

○西尾 維新 先生

SF小説と言えば西尾先生!!

有名な作品は「化物語(物語シリーズ)」「掟上今日子の備忘録」「刀語」ですね。

一番オススメするのは「クビキリサキクル(戯言シリーズ)」。

語り部である「ぼく」が色んな事件を解決しながら、だんだん非日常に身を沈めていく不思議な話です。

「いーちゃん」や「いっくん」「師匠」「お兄ちゃん」など、いろんなあだ名を持っているのですが、

この「ぼく」は最終巻まで名前が出てこないのが一つの醍醐味。

ストーリーが進むごとに明らかになる、「ぼく」とヒロインの天才少女・友の関係。

変わっていく周囲の人たち。

そのすべてが西尾先生の独特の表現で書かれています。

西尾先生のデビュー作であるこの小説は、ノベル、文庫、アニメになっています。

 

○甲田 学人 先生

オカルトミステリー小説と言えば甲田先生!!

有名な作品は「Missing」「断章のグリム」「夜魔」ですね。

一番オススメするのは「Missing」。

主人公の武巳の周りで起こる数々の怪奇現象を、

魔王と呼ばれる友人や魔女の異名を持つ先輩の手を借り、解決していく話です。

この小説を読むと、おまじないなどがちょっと怖くなってしまいました…(;´Д`)

甲田先生のデビュー作のこの小説は、文庫、コミックで発売されています。

 

○時雨沢 恵一 先生

異世界SF小説と言えば時雨沢先生!!

有名な作品は「キノの旅」「アリソン」「ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン」ですね。

一番のオススメは「キノの旅」。

主人公のキノが相棒のモトラド・エルメスと共にいろんな国を旅してまわる話です。

大体は一話完結で、その国のいろんな人との出会いと別れ、

様々な文化や人間の姿が見られるのが一番の楽しい見どころで、

時雨沢先生がガンマニア(アメリカでライセンスも取得されている)の影響か、

とても細かい描写になっており、特にキノの銃撃戦のシーンはいつもドキドキしてしまいます。

時雨沢先生のデビュー作のこの小説は、文庫、コミック、アニメ、ゲームになっています。

 

さて、長くなってしまいましたが、以上が自分のオススメ小説です!!

一つでも気になる本があれば、ぜひ一度読んでみてください!!(*´ω`*)

2020年06月05日