西です
2年前
開業して半年も立たない2/10ミニチュアダックスの遊太が突然逝きました
そして翌月3/23チワワの鈴丸がこれも突然逝きました
2匹とも数日前まで元気でした。
突然すぎて病院に行ったときには手遅れの状態でした
あとには遊太と同い年の空太だけが残ってます
彼は先に逝った2匹とは違って
元気・・・ではない状態で生まれました
パイボールドといって白に茶色ぶちのキャバリエみたいな柄のミニチュアダックスです
ミニチュアでは珍しい色ですので
当初は86万円で売りに出されてました
しかし・・変わった色の代償に耳は聞こえない右目は見えないといった障害を持っていました
生後数ヶ月でそれが判明してから殺処分されることが決まりました
でもたまたまですが空太は遊太の従兄弟でした
売り物にはならないけど・・・僕が飼うなら無料で譲ってくれるという話が舞い込みました
そのころ大学6年生で国家試験を控えていました
「こいつの命を救いたい」もありましたが
「ここで良い事すれば国家試験も・・・」そんな不謹慎な考えもありながら
彼を譲り受けました
しかし思ったよりも大変でした
耳が聞こえない犬のしつけはほとんどできません
遊太がどんどんしつけれて行くのに空太はほどんどしつけれませんでした
トイレトレーニングもできないままでした
それに加えて 「てんかん」がありました
ふとした刺激でてんかん発作が起こります
片目なので運動も不得意で
よく溝に落ちたりしました
走ってもチワワの鈴丸より遅かったです
でも一番 不健康だった彼が生き残りました
分からないものです
1年前に肝臓腫瘍が判明
また副腎腫瘍もみつかりホルモン異常もありました
もともと運動嫌いでしたが散歩にも全く行かなくなりました
食欲旺盛なデブ犬でしたが
食事を摂らない日が増えてどんどん痩せてきました
最近は大好きなクッキーしか食べなくなっていましたが
6/18朝からクッキーも食べなくなりました
そして昼過ぎに久しぶりのてんかん発作
夕方呼吸も途切れ途切れになってきました
意識は時々混濁するようですが
思い出したように目を開けてくれます
四肢は硬直していて口も硬直して開けれません
6/19意識は戻らないままです
ずっと食べていないのに排便だけはできました
けいれん発作はもうありません
発作のエネルギーも残ってないんでしょう
6/20朝 呼吸は途切れ途切れですが生きてます
身体は硬直してしまってます
でも撫でてやると彼の温もりが伝わってきます
いつもより撫でまくって出勤しましたww
仕事が終わって
17:49の妻のメールで「さっきまで呼吸してたのに・・・」とありました
最後の最後までがんばった・・・褒めてやりたいです
帰りの車内は涙が止まりませんでした
彼とは16年のつきあいになります
今までありがとう 本当に居てくれて感謝してます
空太のおかげでずいぶん僕も成長できたと思います
彼が僕といて幸せだったかは分かりません
でも僕は彼と過ごせて本当に幸せでした
ありがとう
あの世みたいなものがあるなら
遊太 鈴丸 空太 3匹で仲良くしてください